2022-10-19 日にちが過ぎるのが早い、本番はがっかりしどおし
この頃いつの間にか日が過ぎている。この時間の伸び縮みは、なにによっておこるんだろうか。今までの経験からいってあまり忙しさにも関係ない気がするし、未来にある予定の大きさにも関わりがない気がする。ある時には急に日が過ぎていて、ある時には1週間前がうんと昔のことのように感じたりもする。
17日に本番を終えた。
個人的にはあまり良い出来ではなかった。当日の体の準備はきちんと出来ていたけれど、4日くらい寝込んでいたせいかビデオを見たら動きがもっさりしている。ちょっとバーレッスンに力を入れたほうがいいかも。自分ひとりで稽古をすることに慣れすぎてしまったので、ちょっとスタジオに行こうかな。知っている人が誰もいない場所がいい。近所にちょうど小さなバレエ教室がありそうだから行ってみよう。
作品の流れの中でいくつも自分の踊りのためのタイミングがあってその通りに動いたつもりなのに、一箇所だけ大きく間違えた部分があった。どうしてあんな間違いをしたのかわからない。いつもこの映像の時に舞台上に出るはずなのに、もうひとりの踊り手がいつもと全然違うことをしていて、私がタイミングを間違ったのだと瞬間思った。
まあでも私の動き自体は即興なので、リハーサルと違ったとしても舞台上を成り立たせればよいのだった。
あとから本番のビデオを見たら、間違っていたのは私ではなくもうひとりの踊り手のほうだった。
そうだよね、私は全部映像のきっかけを覚えていてその通りに動いたはずだったもの…。
でも彼はその間違いには全然気づいていない。
今回の舞台については色々言いたいことがある。
でもあまりに舞台に対する意識が違うので、意見しても分かってもらえないだろう。多分、意味がわからないと思う。私はあの日、激怒して帰っても良かったと思う。でも多分なにを怒っているのか分かってもらえない。これまで言ってきたことも全然通じていなかったみたいだ。
これからどうやって一緒に作品を作ってゆけるのか、もう私にはわからない。